最近、自分の中で少し成長したなと思うことがある。
それは、結果やプロセスの質を問う前に、
「みんなそれぞれの場所で、最大限頑張っている」
と思えるようになったこと。

以前の私は、できていないことや遅さに対して、つい厳しく見てしまうことがあった。
でも最近は少し見え方が変わってきた。
たとえば、スピードが遅い時は、まだ全体像や構造が掴めていないのかもしれない。
融通が効かない時は、目的と手段がまだ分かれていなくて、決められたやり方から外れることに不安があるのかもしれない。
オープンクエスチョンが多い時も、ゼロから組み立てた経験が少なくて全体感が掴めていないのかもしれない。

そう思えるようになってから、
「あなたが最大限頑張っているのは知っています。その上で、一緒により良くしていきましょう」
というスタンスでコミュニケーションができるようになった。
不思議と、その方がずっとスムーズに物事が進む。

きっとこれは、一緒にお仕事させていただく方々や環境が少しずつ変わってきたことも大きい。
プロフェッショナリズムの高い方々とご一緒すると、仕事はこんなにもスムーズで、楽しくて、可能性が広がるものだったんだと、改めて思い出す。

そして最近強く感じるのは、
安心安全な空間こそが、人が本来の力を発揮するためのスタート地点だということ。
心に余白があるからこそ、人は100%以上の力を出せる。

振り返ると、私はこれまで自分にも他人にも厳しかった。
知らないこと、経験していないこと、まだ概念がないことに対して、「なんでできないんだろう」と責めてしまっていた。

でも今は、それもその人の努力不足ではなく、ただ経験してきた景色が違うだけなのかもしれないと思える。
ここまで導いてくれた環境や人に、改めて感謝したいなと、ふと思った。
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写真はメルボルンの壁画で有名なストリート
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