知人に連れていかれて、新宿の小さなバー「bar seam 」へ。

カウンター5席だけの小さなバー。
独特の味わい深い雰囲気に、つい飲まれそうに。

隣にいたのは、舞台演出を手掛ける内田達也さん。

「10月に、赤坂サカスで舞台をやるんですよ」と。
テーマが「蟹工船」と聞いて、「えっ?    なぜまた、多喜二の蟹工船を?」と質問したら、もう止まらなくなって・・・。

小林多喜二の「蟹工船」 は、戦前のプロレタリア文学を代表する作品。
国際的にも評価されていることで知られています。

とはいえ、私自身、その原作を読んだことはなく、日本史の教科書で知っただけ。

「左翼思想の色が濃いプロレタリア文学の代表作」くらいのイメージしか持っておらず、「労働者が資本家に立ち向かう、革命志向の文学作品だったっけ?    あれ、違うかな・・・?」くらいに知識の浅い私。

あらためて質問をさせてもらったら、これまた内田さんの解釈がメッチャ面白い!

単純に「労働者 vs 資本家」という対立や革命の物語として見るのではなく、
人々の分断を回避することはできないのか。そこには、そんな「やさしさの眼差し」が根底にあるのではないか、という解釈。

これは目から鱗。

自分の長所であり、かつ悪いところでもあるのですが、質問を始めると、どこまでも、いつまでも問い続けてしまう。(笑)

次から次へと質問をさせていただき、
「へぇ・・・」
「えっ?    そうだったんですか!」

をリピートしまくり。

脳がめっちゃ揺さぶられました。

内田さんからも、
「意外な質問がたくさん飛び出して、もうびっくりしました。帰ろうと思ってたのに・・・」と。
結局、1時間も引き留めてしまいました(笑)

舞台「立つる波」
10月3日から10月5日まで、TBS前・赤坂サカス広場特設紫テントにて。

これは、ぜひ見てみたい。
そして、その前に原作も読んでみたい!

いやぁ、ホントに素敵な出会いでした。
ホント、どこまでも時間が足りないぞ!!

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