こんにちは。おぴさんです。
レントゲン写真をレコードにする。そんな時代があったそうです。
先日「ボーンレコード」というものを教えてもらって、調べてみたらめちゃくちゃ面白かったのです。
ボーンレコードというのは、冷戦時代のソ連で作られた、レントゲン写真を使った手作りレコードのことです。
当時のソ連では、国家が音楽を統制していました。西側の音楽だけじゃない。亡命した自国の歌手や、体制に都合の悪い歌も禁じられていた。見つかれば投獄です。
でも、聴きたいものは聴きたい。
そこで音楽好きたちは考えました。病院から廃棄されるレントゲン写真をもらってきて、丸く切り抜いて、自作の機械で音の溝を刻む。真ん中の穴は、タバコの火で焼いて開けたそうです。
肋骨や頭蓋骨が透けて見えるフィルムに、禁じられた音楽が刻まれている。「骨」という死のイメージに、「音楽」という生のエネルギー。なかなかに象徴的な取り合わせです。
投獄されてもまた作る人がいました。体制が変わるまで、やめなかった人もいた。
「禁じられている」って、それだけで特別な熱を生むんですよね。
皆さんにも「ダメって言われると余計にやりたくなること」、ありませんか?
……ありますよね?
私は関係ないですけど。真夜中にラーメン食べたりしませんし(もぐもぐ)。


2025/11/30 11:00
骨とレコードと禁断の味〜創造性のよもやま話⑤
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