こんにちは。おぴさんです。

レントゲン写真をレコードにする。そんな時代があったそうです。

先日「ボーンレコード」というものを教えてもらって、調べてみたらめちゃくちゃ面白かったのです。

ボーンレコードというのは、冷戦時代のソ連で作られた、レントゲン写真を使った手作りレコードのことです。

当時のソ連では、国家が音楽を統制していました。西側の音楽だけじゃない。亡命した自国の歌手や、体制に都合の悪い歌も禁じられていた。見つかれば投獄です。

でも、聴きたいものは聴きたい。

そこで音楽好きたちは考えました。病院から廃棄されるレントゲン写真をもらってきて、丸く切り抜いて、自作の機械で音の溝を刻む。真ん中の穴は、タバコの火で焼いて開けたそうです。

肋骨や頭蓋骨が透けて見えるフィルムに、禁じられた音楽が刻まれている。「骨」という死のイメージに、「音楽」という生のエネルギー。なかなかに象徴的な取り合わせです。

投獄されてもまた作る人がいました。体制が変わるまで、やめなかった人もいた。

「禁じられている」って、それだけで特別な熱を生むんですよね。

皆さんにも「ダメって言われると余計にやりたくなること」、ありませんか?

……ありますよね?

私は関係ないですけど。真夜中にラーメン食べたりしませんし(もぐもぐ)。